2008年4月29日火曜日

Entertainment news

 資金難にあえぐスーパーアグリにとって、F1スペインGPが最後のGPとなる可能性が28日、浮上した。ロイター通信が、F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンF1管理会社代表(77)が「残念ながら(チーム存続は)難しい状況だ」と語ったと報じた。

 スーパーアグリは30日にホンダと最終会談を行う予定。ホンダに約1億ドル(約106億円)の借金がある上、スペインGPの参戦費用(約3億円)も肩代わりしてもらった状況では、明確な資本提携先を示さない限り、支援を打ち切られる可能性が高いという。

 スーパーアグリは16日に、資本提携先とされた英国企業との交渉が頓挫したと発表した。ドバイの投資会社が同社への出資を取りやめたためで、2010年からスーパーアグリがホンダの車体を流用できなくなる新規定が、理由の1つという。

 デービッドソン(英国)は「トルコ(5月11日決勝の次戦)に向けて準備を進める」と語ったが、ホンダ関係者はサンケイスポーツの取材に「今後は1戦単位での救済はしない」と明言。スーパーアグリが最大のピンチを迎えた。

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